投稿日:2022.06.20 18:03

「Game Readyトレーナーズレポート第四弾」パナソニックパンサーズ 村島 陽介チーフアスレティックトレーナー

パナソニックパンサーズ 村島 陽介

インタビュー:
パナソニックパンサーズ(V.LEAGUE DIVISION1)
チーフアスレティックトレーナー/村島 陽介 (Yosuke Murashima)

今回は、1951年にチーム設立した歴史と伝統のあるパナソニックパンサーズ(男子バレーボール)にて、日本代表チームのアスレティックトレーナーも歴任した村島陽介チーフアスレティックトレーナーにGAME READYのGRPro2.1とMED4 Eliteの使用経験をお聞きしました。
※レポート内の、急性期における濡れたバンテージとテーピングを併用したテクニック動画は近日公開いたしますので、楽しみにお待ちくださいませ。

「アイスバックでは不快感がある選手が多く、GAME READYは自然とコンディショニングをする重要性を教えてくれる製品」

パナソニックパンサーズ 村島 陽介

GAME READYRPro2.1とMED4 Eliteの使い分けを教えてください。

GRPRO2.1のポータブルタイプは、遠征時や選手がケガをした際の早期治療促進のために、在宅療養用として使用しています。膝や足関節周りのビニール袋におけるアイスバック作成は難しい一方、GAME READYのラップでは個々の選手が簡単に冷却を行うことができます。
MED4 Eliteは、治療部屋に常備しているので、特に練習後に6名程度、膝と足関節周辺を中心に使用しています。

GAME READY

選手が膝や足関節周辺をケガした際のGAME READYの使用方法を教えてください。

例えば急性期の足関節捻挫の場合、先ずは応急処置として濡れたバンテージを使用し、患部に圧迫を掛けた上で、1時間程度GAME READYを圧迫なしで使用します。冷却温度設定は最低1℃(1~10℃調整可能)ですが、バンデージを濡らすことで確実に圧迫をかけながらも冷却効果は損なわれません。

次に、急性期での日常生活においては、外果または内果周辺に腫れがたまらないよう、U字パッドを添えたうえでオープンバスケットウィーブにて患部を適度に固定します。オープンバスケットウィーブは腫れを逃すために前方部が開いているため脱落しないようティアライトテープのようなソフト伸縮のテープで固定します。その際、圧迫をかけ過ぎてしまうと不快感が増してしまうので注意が必要です。
治療・リハビリの時間以外(主に自宅)においては
、テーピングはそのままの状態にてGAME READYでのアイシングを行います。その際はプログラムモード4(30分間冷却、60分間スリープ(休息)、圧力なし)を使用しています。テーピングがあるため患部への直接的な冷却効果は損なわれますが、継続的な圧迫による腫脹のコントロールを優先しています。一方、間接的な冷却効果を得るためには、足関節用ではなく、下腿やレッグブーツを使用しています。

ケガをしてから2~3週間の間は、20~30分程度、GAME READYの冷却温度設定は最低1℃にて、圧力設定はマニュアルモードにてHigh(高圧力:5~75mmHg)にしています。

国内外で数多くの選手にGAME READYを使用してきました。その中でも急性期にGAME READYを使用する上では、ペンシルバニア州立大学のヘッドトレーナーに教えてもらったこの方法がベストだと考えています。
ご興味があるアスレティックトレーナーの方は是非一度試してみてください。

パナソニックパンサーズ 村島 陽介

その他に、GAME READYのお薦めの使用方法があれば教えてください。

日本代表では多くの国内試合がPM7時スタートし、終わるのがPM9時を過ぎるため、夕食がPM10時以降に、そして就寝時間に至っては12時をまわってしまうこともあります。加えて、クールダウンの時間も十分に取ることができないため、試合での熱が就寝時になっても抜けずに寝つきが悪くなったり、睡眠の質が下がってしまいます。
このような場合に、GAME READYを下半身、特にふくらはぎを中心に使用することで、コンディショニングケアを行いつつ、深部体温を効果的に下げることができるので寝つきも良くなります。一石二鳥の方法ですので、こちらもお試しいただきたいです。

アスレティックトレーナーとして第一線で活躍し続ける中での貴重なハウツーをおうかがいすることができました。
村島チーフアスレティックトレーナーの今後ますますのご活躍を期待しております。


パナソニックパンサーズ チーフアスレチックトレーナー 村島 陽介

村島 陽介 (Yosuke Murashima)
チーフアスレティックトレーナー

主な経歴:
2004〜2006:クロビスイースト高校アスレティックトレーナー
2006〜2008:サンノゼ州立大学 女子バスケットボール・アメリカンフットボール
大学院生アスレチックトレーナー
2007: アメリカンフットボールワールドカップ 米国代表アスレチックトレーナー
2008〜2009:ペンシルベニア州立大学 アメリカンフットボール
アシスタント・アスレティックトレーナー
2009〜2011:コルゲート大学 アメリカンフットボール アシスタント・アスレティックトレーナー
2011〜2018:パナソニックパンサーズ チーフ・アスレティックトレーナー
2017〜2021:全日本男子バレーボールチーム ストレングス&コンディショニングコーチ/
アスレティックトレーナー
2020~2022:パナソニックパンサーズ チーフ・アスレティックトレーナー

Game Readyの紹介

https://muellerjapanonlineshop.com/pages/game_ready